ひとり修学旅行記

ただの日記です。大したことはありませんが、ちょっとショッキングな表現を含みます。

諸事情によりひとりで広島へ行ってまいりました。

お好み焼き教室に行って

 

ウニクレソンを食し

 

……いやはや広島めっちゃ良い街ですねぇ!!

何を食べても美味しいし、路面電車も楽しいし🚋

浮かれ気分でホテルに帰りつき、エレベーターを待っていたところで事件は起きました。

時刻は午後10時を回るところ、飲み帰りのお客さんでそこそこ賑わう時間帯で私はエレベーターを待つ列の2列目に立っていたのですが

私の斜め前に立っていた男性が真後ろ、すなわち私のすぐ横へ直立姿勢のまま後頭部からバターンと倒れてこられまして……

私は

(あれ〜?なんでこのおじさん後ろに倒れていくんだろ〜?)

と思うので精一杯、男性を支えるために咄嗟に動くことなど出来るはずもなく

男性は私の横の風を切って後頭部を床面に強く打ち付け、結果そこそこの血溜まりができる規模の出血をなさってました。(頭は派手に血が出がち)

なかなか体格の良い男性だったので、私が支えようとしたところで一緒に倒れていただけだと分かってはおりますが

人間、緊急事態に直面すると何かできたのではないかと能力以上の期待を自分へ寄せてしまうものですね。

咄嗟に動けていたら……と、ちょっと自分を責めています。

男性は意識を取り戻し、話せる状態で救急車で運ばれて行ったので大事ないと信じたいです。

 

2日目は市内観光、朝イチで広島平和記念資料館へ。恥ずかしながら初訪問です。

今まで長崎、鹿児島、沖縄、ベトナム、カンボジア、台湾とそこそこ様々な戦争・紛争資料館に足を運んできましたが

過去の出来事でなく未来かもしれないと思いながら資料館を見るのは初めてでした。今行ってよかったです。

展示品を見ながら、子どもがウクライナ戦争のことを親に訊ねていたのも印象的でした。

最近Twitterで感情論止まりの平和教育を批判する呟きをちょいちょい見かけるのですが

こういった戦争・紛争の資料館を訪れ“本物”に触れると、感情論ほど大きな反戦の原動力になりうるものもあるまいと思いますね。

人類はそりゃいつか滅びるのでしょうけれど、核戦争では滅びたくないものです……。

そんなこんな、色々考えつつずどーんと沈んだ気持ちを引きづったまま、最後は縮景園へ。

なかなか立派な規模の庭園です。意外と野趣に富んだ作りなので、スニーカーで行かれることをおすすめします。

個人的なおススメポイントは、池の水が海水と淡水の入り混じった汽水であること!

ゆえに淡水魚である鯉と海水魚であるボラの両方が見られます、みたいなお得イベントが発生しているのです。

泳いでいる鯉の柄の入り方がどれも立派で、非常に楽しかったです。私はラメ入りが好き。

縮景園も爆心地に近いことから、悲しい歴史を背負った庭園なのですが

魚を見たことで気持ちがだいぶ明るくなり、最後は汁なし坦々麺でガーッと最高位までテンションが上がり、充実感と共に家へ帰れました。

広島駅内にある‘くになか+武蔵坊’より、武蔵坊の醤油イチカラ温玉トッピングです。大変好みの味でした。お好み焼きやさんより回転が早いからか、あまり待たずに頂けたのもありがたかったです。

そんなこんな、明金全然関係ないただの広島旅行忘備録を書かせていただきました。

今年は国内小旅行がちょこちょこできると嬉しいですねぇ。オススメの場所があれば、是非ともお教えくださいませ。

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